
江戸東京たてもの園
所在地: 東京都小金井市桜町3丁目7−1 内 都立小金井公園
この施設は「今の東京」ではなく、江戸時代から明治・大正・昭和にかけての東京の建築を見ることができる場所です。例えるならば、愛知県にある明治村の東京版といったところでしょうか。
展示されている建築物は、どちらかといえば有名な建築物よりも、当時は普通に見られた建物が多い印象です。時代とともに同じような建物が取り壊されて消えていくなか、奇跡的に残った建物がこちらに移築されています。



その時代の特色を備えた建物に囲まれると、まるでタイムスリップしたかのような気分が味わえます。特に事前に勉強をせずに、テーマパークのような感覚で行っても十分楽しめました。


こちらは、主に大正から昭和初期にかけての建物を集め、メイン通りのように再現している一角です。
この風景に見覚えのある方もいるかもしれません。よくドラマのロケにも使われています。また、宮崎駿監督の映画『千と千尋の神隠し』の美術スタッフが取材に訪れた場所としても知られています。
室内に入れる建物も多く(もちろん靴は脱ぎますが)、当時の暮らしの様子を間近に感じることができます。ひとつの大きな室内を襖で区切り、いくつもの小部屋を生み出している日本家屋の仕組みもよくわかります。
これは個人的な感想ですが、とにかく木造建築なので隙間が多いんですね。今の建物のように気密性が高くありません。
昔の人が「当時の家はとても寒かった」と言いますが、それも納得です。よく見ると、板壁の隙間からうっすらと外光が見えたりします。





ひとつ見どころを挙げるとすれば、1936年(昭和11年)の二・二六事件で暗殺された当時の大蔵大臣、高橋是清の自宅でしょうか。まさにこの建物の2階寝室が事件現場となり、その室内も見学できます。


江戸東京たてもの園では、指定された場所以外での飲食や喫煙は禁止されていますので、お気をつけください。また、室内に入れる展示施設が多いので、履物はスニーカーなど、脱ぎ履きしやすい靴がおすすめです。
入園料は一般400円、65歳以上の方200円、大学生(専修・各種含む)320円、高校生200円、中学生以下は無料です。
この施設は広大な小金井公園の中にあります。見学した後は、のんびりと公園内で昼食を取るのもよいですね。


